BLOG

2016年9月20日

連続研修会第1部創作支援研修①

2016年8月31日(水)午後1時から午後5時まで、北海道教育大学岩見沢校にて、障がい者の創作支援の研修会が行われました。

2016831-4

講師の当麻かたるべの森美術館の菊地雅子さんより、実際の創作風景のスライドを見ながら、画材についてのお話があり、その後、20名ほどの参加者は実際に画材を体験しました。

2016831-1

北海道教育大学の三橋先生、学生さんにもご協力いただき、和やかな雰囲気であっという間の4時間でした。

2016831-2

次回は、9月29日(木)に、今回の研修を踏まえて、障害のある方にも参加していただき、創作支援の実技を行います。

2016年8月1日

「作品を作る・見せる」連続研修会のご案内

昨年度に引き続き障がい者の芸術活動を支援する、あるいは支援しようとする方を対象とする研修会を、今年度も実施することになりました。
今年は3部構成で行われますが、第2部が昨年の展示研修に当たるもので、それに加え画材の選び方や障がい特性に応じた支援の方法を模索し、展覧会を開催するまでを体験する研修内容なので、参加者のニーズやレベルに合わせて参加するパートを選ぶことができます。
また今年度は岩見沢市と北海道教育大学岩見沢校の協力で行われるのが特徴です。
 
みなさまのご参加をお待ちしております。
 
【第1部】 創作支援研修
北海道教育大学岩見沢校 地域文化活動棟 アクティブラーニング教室
北海道岩見沢市緑が丘2丁目34−1
《対象:障害者の芸術活動を支援している&しようとしている方》
8月31日(水)13:00ー17:00 「画材画法の理解」
画材の種類、特性を理解体験してもらい、障害特性に応じた画法、創作支援を考えます。
9月29日(木)13:00ー17:00 「障害者の芸術活動支援実技」
岩見沢近隣の当事者(人数未定)にご参加いただき、創作支援の実技を行います。
 
【第2部】 展示方法研修
北海道教育大学岩見沢校 & 市内施設(未定)
《対象:障害者の芸術活動を支援している方》
10月6日(木)10:00ー17:00 「作品特徴を捉えた展示」
対象作品の特徴を捉えてのプレゼンテーション、岩見沢市内の展示場所をロケハンして実際に展示する方法などを考えます。グループ分けを行い担当場所を決めて具体的にイメージ、プランニングします。
10月13日(木)10:00ー17:00 「展示実技」
グループに分かれて岩見沢市内で実際に展示を行います。
 
【第3部】 展示運営研修
当麻かたるべの森美術館
北海道上川郡当麻町伊香牛2区
《対象:展示会構築やインストラクターを目指す方等》
9月5日(月)13:00〜10日(土)13:00
11月21日(月)13:00〜26日(土)13:00
*いずれか(前半後半分けての参加も可)
「展示運営の実際」
かたるべの森美術館で実際に搬入〜展示〜搬出までを体験し、展示会運営全体を実践的に考えます。DMや広報といった周辺業務も意識していただきます。
 
 
*申込・問合先
北海道アールブリュット・ネットワーク協議会
《事務局》 社会福祉法人ゆうゆう
〒061-0231 石狩郡当別町六軒町70-18
TEL 0133-22-2896 FAX 0133-23-0811
yuyu.artbrut@gmail.com
担当/小田、斎藤、古城
*応募者多数の場合は抽選となりますので、ご了承ください。
*参加費は無料ですが、交通宿泊費等は恐れ入りますが各施設でご負担ください。
 
IMG_4171
IMG_4535
IMG_5039
研修案内2016
研修案内2016

2016年3月10日

北海道アールブリュット展開催。1,000人以上のご来場得ました。

3月1日北海道の経済・文化の中心である札幌の老舗ギャラリー「大通美術館」で、全道を巡って発掘し評価委員会で選んだ約200点を展示する「北海道アールブリュット展」が6日間の会期で催されました。
展示会場入口には、北見市の作者の犬の絵をド〜ンと使った大看板が!

北海道アールブリュット展展示風景

北海道アールブリュット展展示風景

連続研修も兼ねた本展は展示に工夫が凝らされ大好評で、熱心なお客様が多く「感動しました」などと声を掛けてくれたり、友達を連れ戻るリピーターまでいらっしゃって、口コミで輪が広がり最終的に1,000名を超える方々に見ていただくことができました。
会期中に開催した3回のギャラリートークも盛況で30名集まればという予想を上回り、各回80名以上の参加があり、嬉しい悲鳴でした。

北海道アールブリュット展研修会

初日は展示連続研修を兼ねていました。

障害者作品は「心を開くアートなので、今の日本にこそ必要」と、本展キュレータがギャラリートークで語ったのが印象的でした。障害者アートだけでなく広くアール・ブリュット作品は、作品だけを見ても感動しますが創作の様子など背景を知ればより素晴らしさが伝わります。そうした環境作り気運作りのお手伝いをするのが協議会の役割です。
アール・ブリュット作品は福祉と芸術の架け橋であり障害者作家が社会と繋がる唯一のコミュニケーション手段だったりして、無条件の感動が誰をも魅了します。そして支援方法によりそれぞれの個性が際立ち、暮らす町の個性ともなります。そこには社会貢献、地域貢献的なニュアンスが色濃くあります。

北海道アールブリュット展ギャラリートーク

専門家によるギャラリートーク

北海道はとにかく広域で自然条件も厳しいことから、10以上の団体が集まって協議会を設置した上で、本年度は厚労省のモデル事業として活動しましたが、これにより全道に顔の見える会員がいる人的ネットワーク形成が今年度できました。
北海道庁にも調査や広報でご協力いただくことができ、力強い後押しとなりました。本事業終了後も北海道や地方都市も含めた行政との幅広い良好な関係を継続し、アールブリュットで北海道全体が輝いていければと願っています。

北海道アールブリュット展

3月1日〜6日大通美術館での展示風景

※よく誤解されますが、アールブリュットとは「生のアート」のこと。イコール障害者アートではありませんが、日本では、障害者アートが中心に展開されている現状があり、よく混同されます。北海道でも協議会を立ち上げる際に議論はあったのですが、将来の障害者アートにとらわれない幅広い取り組みを目指して、あえて「アール・ブリュット」の名称を使っています。